小正月 竈の蓋があく

1月16日は、実家に行って仏様に会う。竈の蓋があいて死んだ人が出てくるのだという。小正月は女の正月。家事を休んで実家に戻れる日。紅白の餅をつき、水木に飾る。子どもの頃は正月より、小正月のほうが楽しかった。なにしろ小さな居間がお飾りをいっぱいつけた水木ではなやかでにぎやかになるのだから。

村のお寺は朝から人が行き来し、お菓子やさんも仏前にあげるお菓子を買い求める人で忙しい。親戚を何件もまわる風習もまだ残っている。近況を話し、元気でやってるかを確かめ合う。人間関係がうすれゆく現代では、なんだかそっちのほうがいいんじゃないと、ちらっと思ってしまう。現にお菓子屋さんで居合わせた人との会話が、ほのぼのとして心地よかった。そういうさりげない心地良さが、生きるうえでは必要なのかもしれない。

さて、年があけて、もう一月もすると、絵本がでる。やっとたどりついた出版なのでコロナ禍のなか、無事うぶごえをあげられるよう、たくさんのこどもたちに読んでもらえるよう・・・手をあわせてお祈りをした。

「リアスのうみべ さんてつがゆく」岩崎書店 2月15日 発売予定

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