北三陸の短い夏

二日前までは、北三陸も暑い夏。きのうからめっきり気温が下がり、今日は朝から雨で長袖じゃないと肌寒いのです。

猛暑、酷暑の都会の皆さんには、心からお見舞い申し上げます。

7月のレクイエム・プロジェクトが終わりほっとしていた矢先、なんと三陸鉄道の中村社長さんからお電話をもらいました。観に来てくださっていたのです。

思いもかけず有り難いお言葉をいただきました。「走れ! 三陸鉄道」は、あの震災の時の想いを詩に託したものです。それ以上でもそれ以下でもなく。それが思いのほか「よかった!」といわれると、以外でびっくりで、嬉しいことでした。

ひと段落したところで、本屋さんです。この前は斎藤孝の新書「不機嫌は罪である」と村上春樹「ラオスにいったい何があるというんですか?」を。そして今回は内田樹先生の新しい新書を見つけました。「街場の憂国論」。養老先生の「半分生きて、半分死んでいる」もまたまた面白く読みました。知の巨人とはこのお二人のことですね。

野田村の福豚

なんともせわしない冬の日々も終わり、庭には椿が咲いています。

おばあちゃんの骨折と入院。自分の体調とこれから先のできること、できないこと。人生の時間割を頭におくと、おのずと優先順位が決まってくるものです。時間はまってくれないのですよね。

ここ数年、椿を数本植えました。赤の椿は2年前から咲き、今年は白が初めて咲きました。なんとも清楚な色。今はまだ庭の手入れもできるけど、10年先のことを考えると、草花は多年草、樹木は手入れいらずで花が楽しめるものなどと漠然と選んでいるようなのです。

実際腱鞘炎で左手親指が力が入らず、右手親指もあやしくなってきたところ。年にはさからえんぞと、体の芯からそんなささやきが聴こえてきます。

さてさて、友人が「野田の副豚がうまいぞ」というので、村内に一つだけの肉屋さん(本業は別)に行って豚肉を買いました。おいしい! やわらかい!やみつきに。なにより村で作ったものを、村の人が買って食べる。お値段は格安。なんともありがたい地産地消ではありませんか。

村で作ったものを村で食べる。それって、いいな! いままで付加価値をつけて値を高くし都心にし送ることを良しとしてたけど、ちょっとちがうかもと考える副豚でした。

レクイエム・プロジェクト神戸2018

「レクイエム・プロジェクト神戸2018」1月21日、前日の練習風景です。

久慈から12名が参加。総勢230名の合唱団とオーケストラ含め300名というレクイエム10周年記念コンサートとなりました。

行きはよいよい、帰りは大雪という大寒波に追いかけられるように帰ってきました。憧れの神戸観光はできませんでしたが、いずれゆっくり神戸の街を歩きたいなあ。

長時間のコンサートでしたが、「三陸鉄道が行く」(全音楽譜出版)から5曲を

歌ってもらいました。すばらしいオーケストラで。うそみたいやなあ!!などと

神戸弁に染まって帰るなり、疲れて風邪ひいてパタンキューでありました。

ほんま、冬よわいねん。わて。

 

新しい年のはじめの一冊

新年、おめでとうございます。

穏やかなお天気が続いています。年が明けて一つ年をとりました。

先が見える年になり、身辺のことをあれこれ考えます。

頭の中で考えていることと、身体の中から訴えてくるものが、違うんですね。

大事にしたいのは、後者のほうです。

今年最初の本は養老先生(養老孟司)の『遺言』。

「意味のあるものだけに取り込まれていると、いつの間にか、意味のないものの存在が許せなくなってくる」

なぜ、都市化になるのか、なぜパソコン、スマホなのか。情報化社会は人を幸せにするのか。たまには意識してみたら、という養老先生からのご提言です。