ティラノサウルスのベンチ

7月4日、宮西達也さんが久慈市に来てくれました。昨年に引き続いての来訪です。好評を博した講演もまたまた盛り上がりましたが、なんと寂しい町並みに活気をとティラノの絵を描いてくれたんですよ。すべて久慈市のために新しく描いてくれたんです。「すごいでしょう!!世界的な絵本作家がみんなのためをおもって特別に描いたんですよ~」って、そんなちゃめっけたっぷりな声がきこえてきそうです。

観光客も立ち止まって見入ってしまいますね。ステキなベンチ、みなさんも久慈の街をぶらっと歩いて見つけてくださいね。

翌日は小久慈小学校の子どもたちが特別授業をうけて大盛り上がりだったようで、3日静岡県は豪雨で土砂災害に見舞われ、7時間もかけて来てくれたんですよ。宮西達也さん、ほんとにありがとうございました。

『宮西達也の世界 ミラクルワールド絵本展』が花巻市の萬鉄五郎記念美術館で9月26日まで開かれててるので、ぜひ行ってみてね。

 

石巻の未来屋書店さんで

3月はじめ、石巻市に行ってきました。ところどころ途切れた三陸道を車でひたすら南下して、約4時間。はじめましての石巻市です。

思い描いていたよりずっと大きな町。イオンモールも大きく2階に未来屋書店さんがありました。絵本「リアスのうみべ さんてつがゆく」のパネル展を3月いっぱい開催中なのです。児童書に力をいれていることが一目でわかりました。さんてつの絵本は、まん中の棚に何冊も並んでいました。その後ろの壁に、ありました、ありました。全部の場面が。傍によって見ました。「うわお! きれい!」

こんなにきれいに描いてくれたのかと、驚きました。本になった絵より、ずっとずっと迫力があり、みごとにきれいな色合いです。絵を描いてくれたさいとうゆきこさん、力をこめて描いてくれたことがひしひしと伝わってきました。

あと10日あまり、ぜひぜひ未来屋書店さんに行ってみてくださいね。絵本はいつまでも残るもの。震災のこと、三鉄がしたこと、伝えてほしい一冊です。

小正月 竈の蓋があく

1月16日は、実家に行って仏様に会う。竈の蓋があいて死んだ人が出てくるのだという。小正月は女の正月。家事を休んで実家に戻れる日。紅白の餅をつき、水木に飾る。子どもの頃は正月より、小正月のほうが楽しかった。なにしろ小さな居間がお飾りをいっぱいつけた水木ではなやかでにぎやかになるのだから。

村のお寺は朝から人が行き来し、お菓子やさんも仏前にあげるお菓子を買い求める人で忙しい。親戚を何件もまわる風習もまだ残っている。近況を話し、元気でやってるかを確かめ合う。人間関係がうすれゆく現代では、なんだかそっちのほうがいいんじゃないと、ちらっと思ってしまう。現にお菓子屋さんで居合わせた人との会話が、ほのぼのとして心地よかった。そういうさりげない心地良さが、生きるうえでは必要なのかもしれない。

さて、年があけて、もう一月もすると、絵本がでる。やっとたどりついた出版なのでコロナ禍のなか、無事うぶごえをあげられるよう、たくさんのこどもたちに読んでもらえるよう・・・手をあわせてお祈りをした。

「リアスのうみべ さんてつがゆく」岩崎書店 2月15日 発売予定

年の瀬に

今年いちばんの出来事は、絵本作家宮西達也先生が久慈市に来てくれたこと。駅前に新しい図書館ができたのを記念し、講演をしてくれたのです。超楽しい講演の翌日「ティラノザウルス」をかこう

子どもたちとの共作で~す!

超多忙な宮西先生。はるばる来てくれて、子どもたちとのふれあい、本当にありがとうございました。お人柄がとってもステキでした!!

コロナ禍であっという間の一年でしたが、年明け、2月に絵本「リアスのうみべさんてつがゆく」がいよいよ刊行となります。どうぞ、よろしくお願いいたします!

絵本作家 宮西達也の講演会 IN 久慈

実りの秋。松茸、しめじ、山ぶどうに栗。庭のあけびもたくさん実をつけました。わたしは菊の花のおひたしがとても好き。ちょっとにがくてしゃきしゃきして。秋ならではの味わいですよ。

10月は、新しい図書館を記念して、にゃーごの宮西達也さんがはるばる久慈にやってきます。ティラノサウルスシリーズで大人気の絵本作家さん。まさかほんとに久慈まで来てくれるとはおもわなかったけど、ティラノのやさしさそのものの作家さん。新幹線もとおってない田舎町にきてくれるんですねえ。うれしいことです。楽しいおはなしがたくさんきけますよ!そしてワークショップもありますよ。人数制限がありますので、はやめに申し込みしてね!!

~~絵本作家 宮西達也さんの講演会~~

ティラノのやさしさ にゃーごのおもいやり

10月31日(土)13:30~15:00 久慈市文化会館(アンバーホール 小)定員150名 先着

11月1日(日)9:30~11:30 久慈市立図書館 対象:小学生(定員20名)

問い合わせ、申し込みは               (久慈市教育委員会生涯学習課 0194-52-2156)

ステキな絵本たち

いつもより

いつもより暖かい3月です。庭に福寿草が。久しぶりのお日様に誘われ庭に。先月27日の小中高休校休校の要請があってからほぼ外出を控え、さすがに体がなまってきました。何もない日常も10日もすると息苦しさを感じますね。そこで、ふらっと三陸道路を南下し生ガキをゲットして帰ってきました。コロナはあとどのぐらい続くんでしょう。筋トレいきたいけどだめなのかなあ・・!!

ボケの蕾が大きくふくらんで。

絵本のこと。去年1年でいちばん印象深いのは?それはやっぱり宮西達也さんのティラノサウルス(シリーズ)だよなあ。8月にご本人の講演もきけてかっこよかったし、なによりハートがあったかい。だからあんなホットな絵本ができるんだわね。絵本もいいし、ご本人もステキだった。 あと、人気の絵本「ねこざかな」シリーズ。1885年作の「はしれきたかぜ号」を最近読んだけど、絵がすごい変化をとげている。あの突き抜けた絵は長い歳月の賜物なんだとなあ・とおどろき。

BSでアメリカの絵本作家c.vオールズバーグを取り上げていて、あらためて「急行 北極号」を読む。村上春樹の訳。文章が長いので子どもは大丈夫なのかと思っていたが、作者の絵本に対する姿勢に、うらやましさを感じた。これが日本であったらそう簡単には市場にはでないのではと思ったり。なかなか本にしてもらえない者のやっかみかな。でも、そういう絵本があるということは、世界がちょっと広がり豊かになるってことですよね!!

絵本って、ほんとにステキ!!

銀河の瞬き、そして絵本

夜11時。スマホを庭に置いたままだったことを思い出し、外にでた。漆黒の夜空がはげしく瞬いている。「うわっ! すごい!!」星、星、星が夜空を埋めつくしている。まばたく星をよく見ると、あわい白濁の天の川が優美な姿で天界を覆っている。久しく夜空を見ていなかったことに気づく。夏の夜空が始まっているのに。

そして、朝。空はみごとに晴れ渡った。モズが庭でヒナを育てていて、独り立ちの訓練をしている。ここ一週間ばかり、にぎやかなことこの上なし。カラスにねらわれなきゃいいけどと心配していたが、どうやら今朝は旅立ちの朝だったようだ。

絵本を毎月10冊ほど、読む。できるだけ新しいものに目をとおす。昨年けんぶち絵本の里にいったけど、この人の絵本、読んでいなかった。いっぱい読んでるつもりでも、この程度なんだわね。ワタシ。(けんぶち絵本の里大賞)を何度も受賞しているのに。「おまえ うまそうだな」「ふしぎなキャンディーやさん」などの絵本作家宮西達也さん。この不思議な恐竜の絵本、気になって本屋さんで手にとったなあ。一ページ読んでそのまま戻してしまったっけ。されど、子どもたちにはわかったのだ。この本のおもしろさが。今、まとめ読みをしてみて、うなっている。おもしろくて、なんだか泣けて、ためになるようなならないようなはざまがとってもいいのだ。

岩手ビッグブルズの読み聞かせ

岩手ビッグブルズの伴晃生選手と川島浩平選手が野田村保育所に来てくれました。

絵本「はなちゃんのはやあるきはやあるき」の読み聞かせを、沿岸部の保育所や幼稚園にしてくれてるのです。忙しい試合のあいまをぬって、防災の一役をとの熱い想いで。

園児さんたちは、大喜び。かっこいいお兄さんが語ってくれる「はなちゃんの」お話にそれはそれは熱心に聞き入っていました。

お話のあとは、お楽しみのバスケットボール。はじめて触れるバスケットボールに、パスやドリブルを教えてもらい、子どもたちは大奮闘。かっこいいふたりのお兄さんを、おいかけて、大歓声。若くて素敵なお兄さんたちにわれもわれもと抱きつくと、離れない。とくに女のコが。子どもは正直ですよね。(私もどさくさにまぎれて、サインもらっちゃいました)

岩手ビッグブルズの皆さん、ほんとうに、ありがとうございました。12月は久慈市でも、試合がありますね。

がんばってください!! 応援してまーす!!!

久慈市体育館 12月15、16日ですよ。 観に来てください!

「小さな幸せをひとつひとつ数える」末盛千枝子さんの本

末盛千枝子さんの新しい本がでました。冒頭「はじめに~絵本からの贈り物~」と題して、心惹かれるエッセイがあります。小さな子供にどんな絵本を見せたらいいのか、病気の人にどんな本を差しあげたらいいのか、私自身いつも迷っていることへのヒントがここに。

もう20年も前のことですが、盛岡の大通りに子どもの本の専門店「モモ」がありました。さわや書店さんが本店の隣につくった本屋さんです。そのモモさんには、東京から来たばかりの岩橋さんがいました。とても熱心で情熱をもって児童書の紹介をしていました。私はすぐに親しくなり、モモに行くのがとても楽しみでした。最初の詩集「よいお天気の日に」がちょうど出たばかりで、岩橋さんは挿絵のスズキコージさんの原画展を開いてくれました。はじめての朗読会も店内で催すことになったりして。そんなご縁があって、モモがなくなっても、ときどき岩橋さんを尋ねたりもしていました。去年の今頃かな、岩橋さんから電話があり、重い病気になって仕事を辞めることになったと告げられました。

一年たった秋のはじめ、電話での岩橋さんは気持ちが落ち込んでいました。なにもできない自分が情けなくあれこれ逡巡しているとき、友人から末盛さんの新しい本が送られてきました。すぐに読み通した私は「この本を岩橋さんに」と思いました。少しでも心がやわらぐのではと思ったのです。

盛岡の街に「モモ」という素敵な子どもの本屋さんがありました。ミヒャエル・エンデの「モモ」の中の時間どろぼうのこと、忘れてはいけませんよね。

絵本「やまのかいしゃ」復刊

こーんな大きなアスパラがなりました。ありがとね!アスパラさん。

アスパラもおわり、山菜もそろそろおわり。季節は梅雨へと早変わりしそう。

暑い日がつづいたかなと思いきや、昨日からまた寒くなって、雨です。その寒いなか、「3,11絵本プロジェクトいわて」の皆さんが野田村図書館にやってきました。楽しいゲーム、お遊び、そして絵本のおはなし会。

大型絵本「しりとりのすきなおおさま」や、おはなし「ちんころりん」などなど。とっても素敵なおはなしのお姉さんや、おばさまたち。それぞれが、趣向をこらし、子どもたちをおはなしの世界にぐっぐっとひきこむ。思い入れと情熱と本への愛情がミックスされて、とてもすてきな空間を与えてくれました。

さてさて、スズキコージさんの「やまのかいしゃ」が福音館書店から復刊。ひと月ほど前の新聞(毎日)でコージズキンの顔写真入り記事を読み、うわっ、うれしい!!と叫んでしまいました。大好きな絵本なので2冊持っていて、一冊は文庫に、一冊は仕事部屋に。?・?・?奇想天外なおはなしが多いコージズキンをなぜわけもなく好きなのか、ちょっと謎だったけど・・・

「ほげたさんがしでかすことは僕にとって生活の延長線にあること。突拍子もない話に見えて「生活絵本」 ーー子供の頃個性が強い大人がたくさんいて、そんな大人を眺めて育ったー」といってるんですね。あっ、そうか。おんなじかも。と納得。

そんな矢先、とうのご本人からお手紙が。「2018年6月23日~8月26日まで。茨城県天心記念五浦美術館で「スズキコージ大千世界宇宙大爆裂展」の案内がきました。お近くの方ぜひぜひ、壮大な絵とってもきれいな絵本の原画に触れてくださいね!