絵本「ゆき」「このゆきだるまだーれ?」

「おやこで絵本」

絵本って、たくさんあるから、どの絵本を? と迷ってしまうわよね。

そんな新米ママさんに、ちょっと先輩風をふかせて、絵本を紹介します。

寒い冬は絵本がいちばん。単純で明快なものがいちばんいいのよね。絵本のなかにすっと入って、にこっとしたり、そうだね、とうれしくなったり。雪の日は、親子でたのしく過ごせるといいですね!!

◎ジョン・バーニンガム作 谷川俊太郎 訳 「ゆき」

冨山房 バーニンガムちいさなえほんシリーズ

 さりげない語りと絵が、親子の日常をやさしくつつんで、そっと背中をおしてくれるようなそんな絵本ですよ。

◎岸田衿子・文 山脇百合子・絵 「このゆきだるま だーれ?」

福音館書店

 山脇さんの絵が魅力。何年たっても古くならない。子どもの目をやさしくつかみ、お話の世界につれていく。もちろん、詩人の岸田衿子さんのおはなしが、文句なくたのしいからなのですがね。

(さむい、雪だ、インフルだといっているうちに、きのうと今日の日差しは、ちょっと春っぽっくなっていました。だいぶ前に書いて更新できず、色あせちゃったけど。ま、いっか)

レクイエム・プロジェクト神戸2018

「レクイエム・プロジェクト神戸2018」1月21日、前日の練習風景です。

久慈から12名が参加。総勢230名の合唱団とオーケストラ含め300名というレクイエム10周年記念コンサートとなりました。

行きはよいよい、帰りは大雪という大寒波に追いかけられるように帰ってきました。憧れの神戸観光はできませんでしたが、いずれゆっくり神戸の街を歩きたいなあ。

長時間のコンサートでしたが、「三陸鉄道が行く」(全音楽譜出版)から5曲を

歌ってもらいました。すばらしいオーケストラで。うそみたいやなあ!!などと

神戸弁に染まって帰るなり、疲れて風邪ひいてパタンキューでありました。

ほんま、冬よわいねん。わて。

 

新しい年のはじめの一冊

新年、おめでとうございます。

穏やかなお天気が続いています。年が明けて一つ年をとりました。

先が見える年になり、身辺のことをあれこれ考えます。

頭の中で考えていることと、身体の中から訴えてくるものが、違うんですね。

大事にしたいのは、後者のほうです。

今年最初の本は養老先生(養老孟司)の『遺言』。

「意味のあるものだけに取り込まれていると、いつの間にか、意味のないものの存在が許せなくなってくる」

なぜ、都市化になるのか、なぜパソコン、スマホなのか。情報化社会は人を幸せにするのか。たまには意識してみたら、という養老先生からのご提言です。