9月6日未明北海道を大きな地震が襲った。その前日台風の影響で北海道JRは運休がつづき、旭川から函館についたのは夜中の12時を回っていた。ホテルに着いてやれやれと床についたのもつかの間、あの大きな地震。すぐ目の前は海。「津波が来る!!」と3.11がフラッシュバックしたが、スマホは津波の心配はないとあった。
停電と断水と交通網のストップで、頭にうかんだのはフエリー。フエリー場につくと長蛇の列で、また長時間待つことになった。ところが、ところがである。列の前の若者と後ろの若者と長時間一緒にいることで、すっかり仲良くなってしまった。
半日まって、なんとか乗船。
ひとりの若者は九州の端から電車を乗り継ぎ、北海道に着いたばかり。旅のあれこれをたくさん話してくれた。
もうひとりの若者は、モラトリアムだというが、感性が豊かで繊細で本もたくさん読んでいる好青年だった。
若者が元気だと、おじさんおばさんは、とても嬉しいのです!
今回の旅は、災難つづきでしたが、人に恵まれました。
大被害をうけた北海道の皆様に、心より、お見舞い申し上げます。